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【フローラS】ルージュスティリアは素質高いがスタートが課題 前走大きな不利を受けたエリカヴィータの巻き返しに期待

2回東京開催後半の芝はBコース替わりで、ヴィクトリアMも超高速化することが多い。開幕週も高速馬場になることが多いが、過去10年のフローラSでハイペースになったのは、シャンドフルールが大逃げを打った2020年のみ。雨の影響で時計を要した2016年もやや速い流れだったが、それ以外はスローペースで決着している。


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また、東京芝2000m戦は最初の2角までの距離が短く、次の3角までの距離が長いため、逃げ馬不振で内枠有利のコース。キャリアが浅く、まだ体力がついてこない3歳馬が逃げるとなると、スローペースでも逃げ切るのは難しい。このレースは開幕週ということもあって、内枠有利に拍車がかかっている。特に好位~中団でレースを進められる内枠の馬に注意したい。


能力値1~5位の紹介

【能力値1位 パーソナルハイ】

ナミュール、スターズオンアースなど、強敵が揃った赤松賞を逃げて2着に粘った実力馬。その後、阪神JFはスプリント路線の馬やテンの速い馬がおり、自分の形で競馬が出来ず16着大敗。フラワーCは内枠でハナを狙えるメンバー構成だったが、出遅れて外から被され、ここでも本来の能力は出し切れなかった。


しかし、前走の桜花賞では逃げることは出来なかったが、勝ち馬と0.2秒差の6着に好走。どうやら前走時より着用したチークピーシーズが吉と出たようだ。同馬は内枠を利して好位の内目を上手く立ち回った。しかし、最後の直線で中目に誘導したところで、外から内を捌いてきたピンハイとぶつかり、少しバランスを崩す不利もあったが、怯むことはなかった。


前走時の指数が再現できれば、今回のメンバーなら上位争い必至だろう。ただ前走の激走はその前の2走で能力を出し切れず、溜まっていたエネルギーを目一杯に開放した結果だったようにも感じる。強行軍のローテーションは得意な矢作厩舎の馬ではあるが、さて今回はどうだろうか。


【能力値2位 ラスール】

新馬戦では好位から伸びてラスト2Fを11秒5-11秒6の流れで勝利した。ルメール騎手の新馬戦直後の「新しいグランアレグリア」という評価は現段階ではさすがに大袈裟かもしれないが、ラスト1Fをほぼ減速しなかった走りは内容、指数ともに優秀だった。


その次走のシンザン記念は、出遅れたことや前にいたビーアストニッシドがブレーキ気味の競馬でその煽りを受けた影響もあり、不発に終わった。しかし、前走の東京1勝クラスは、重馬場&ハイペースを2番手から抜け出し勝利。とても強い内容で指数も優秀だった。


ただ前走はマイル戦でかなり内容が優秀だったようにも感じる。シンザン記念ではそこまで二の脚も速くなかったが、前走ではスタートしてからすぐに加速し、馬がマイルのペースに慣れてきたようだ。現状では距離延長が良い方に出ない可能性もある。


【能力値3位 マイシンフォニー】

アライバルが勝利した新馬戦では4着だったが、上がり3Fタイムは最速を記録し、秘めた能力の高さは見せた。その後は気難しい面もあり、勝ち上がりにやや苦労したが、前々走の未勝利戦では好内容で勝利。2列目の内から道中ではやや引っ掛かったが、前の馬とのスペースを作ることに専念しながらも、直線序盤で抜け出しての勝利だった。


前走のフィリーズレビューでは指数をさらに上昇させ4着と好走。ただ前走は内有利の馬場状態ではあったが、かなりのハイペースで差し馬有利の流れ。内枠から置かれ気味の競馬で、前半は中団やや後方の中目。3~4角で外に出し、4角では外に張られるロスもあったが、展開上は恵まれた。


今回は芝2000m戦。同馬はもともと前進気勢の強い馬だけに、芝1400m戦を使った後のここは勝ちにいく競馬になる可能性が高い。それで結果が残せれば今後も楽しみと言えるが、もともと末脚型だけにそう簡単ではない。


【能力値4位 ルージュエヴァイユ】

新馬戦はスタートダッシュがつかず、中団よりも後ろから1角で上手く内に入れての競馬。4角では後ろの内で包まれ、かなり苦しい位置。最後の直線で外に出し、馬群を捌いて前との差を徐々に詰めたが、それでも届きそうな気配はなかった。ヴァンガーズハートがラスト1Fで抜け出し、そのまま押しきるかと思えた残り100m。そこから内に入れて強烈に伸び、ズバッとハナ差差し切ったところがゴールだった。


この新馬戦はヴァンガーズハートに騎乗した横山武史騎手が油断騎乗の制裁を受けたが、ラスト2F11秒6-11秒9と減速しているとはいえ、一気に3馬身弱の差を逆転した。上がり3Fタイム34秒7はこの日の中山芝ではトップと差のない3番目、なかなか優秀だった。


前走のデイジー賞でも、ラスト1Fで2番手のサンカルパが逃げていたオンリーオピニオンを競り落とし完全に抜け出した。そこを外からグンと伸びてサンカルパをクビ差捕らえての勝利。前々走も前走もラスト1Fで勝つのが厳しいような位置から差し切った。


しかし、前走は時計の掛かる馬場で、2着馬が次走の1勝クラスを逃げて圧勝したように前にいた馬にとっては厳しいレースだった。ルージュエヴァイユは最内枠から五分のスタートを切ったものの二の脚が遅く、後方2番手の外目からレースを進めた。そこから徐々に前に取りつき、3~4角の外から長くいい脚を使って差し切った。かなりのスタミナの持ち主で素質も高いと言えるが、序盤で置かれ過ぎることから、本質的にスローペースの速い上がり決着は合わない。


【能力値5位 ルージュスティリア】

新馬戦では大外枠からトップスタートを決め、そこから中団で折り合うセンスの良さを見せていた馬。最後の直線で外に出すと一気に加速、先頭に立ちそのまま押し切った。上がり3Fタイムは32秒9。これは当日他のレースと比較しても優秀で評価できるが、ラスト2Fは10秒4-11秒4と大幅に減速。早め先頭に立って苦しい展開だったことは確かだが、この点は今ひとつ。並レベルのラスト2Fの数字だったことから、この新馬戦は世間で言われるほど評価していない。


前走のチューリップ賞では11番枠から6馬身ほど出遅れ最後方からの競馬。そこからコントロールしながらすぐに後方集団に取りつき、3~4角でも最後方の内々で我慢。4角で最内を通しながら中団付近まで押し上げて最後の直線へ。追い出されると中目のスペースを拾いながら、ラスト1Fで外に誘導して勝ち馬に0.6秒差まで迫った。


前走は1着馬ナミュールと同じメンバー最速タイの上がり3Fタイムを記録。絶望的な位置から前半で早めに取り付いたことと、そこからしっかり末脚を使ったことから、五分にスタートを出ていれば、もっと走れていたはずだ。ゲートの不安は間違いなくあるが、新馬戦にようにスタートを決めれば上位争い濃厚だろう。キャリア2戦と浅い馬だけに、まだ伸びしろもありそうだ。


【能力値5位 シンシアウィッシュ】

芝1800mの新馬戦では中団で折り合い、後の葉牡丹賞2着馬イルチルコを相手に3馬身差をつけて勝利した馬。次走アルテミスSでは4着。なかなか強かった。その後マイル戦では伸びずバテずの競馬で不発が続いた。しかし前走の君子蘭賞は距離を1800mに延ばしたことで、逃げ馬が楽に逃げる展開を好位の外で流れに乗ることができた。それが2着と結果に繋がった。


前走のレースぶりから距離は長い方が良いと言える。今回は先行型が手薄なメンバー構成だけに、前走同様に展開が向けばチャンスもありそうだ。

【テレビ放送】フローラステークス生放送 2022年4月24日

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